長期休みもいいことばかりじゃない
大学生の夏休みももう終盤にはいろうとしているがみなさんいかがお過ごしだろうか。
9月に入り気温も落ち着いて過ごしやすくなり、あとはのんびり授業を待つだけと思いきや、
私にはまだやり残したことがある。
遡ること一ヶ月。夏休み期間、私達の部屋員は各々の予定を謳歌し、部屋に人が集まることがなかった。
そんな日々を過ごす中、悲劇が起こる
悲劇?取り残し丼ピンク事件
ある日の昼下がり、この日も
光行さん(3)が取り置きしていた料理が部屋の片隅で無惨な姿で発見されたのだ…
部屋には
ハエが大量発生し
悪臭が立ち込めた。
部屋には新たにハエ取りシートが設置され、ニオイ対策でお香が炊かれた。
↑新しく設置されたハエ取り、よくみるとしっかりとハエを捕まえてる
悲劇?炊飯器コバエ極の番事件
久しぶりに部屋員が何人が集まった日曜日、スペのためにご飯を炊こうとした永田さん(5)が炊飯器を開けた瞬間!
数え切れないほどのコバエ
が永田さんの顔面を襲った。そう、炊飯器の中には腐海が形成されていたのだ…
何百ものコバエが一斉に襲い掛かる姿はまるで呪術廻戦に登場する
呪術操術極の番「うずまき」
のようであったという。
↑4,461体の呪術を操る呪術操術極の番「うずまき」
そして、次なる火種がくすぶっていたのは冷蔵庫である。
↑捕食談話室に佇む冷蔵庫
冷蔵庫が数日前から
少し臭い…
でもまだ少し程度、これなら誰も動こうとは思わない。
しかし、ここで動かねばまた犠牲者が出る。
いざ対面!!
↑共用で使っている冷蔵庫は自分の名前を書いてからしまうのが基本
どれから手を付けようか、
一番やばめの存在感を放つタッパーに手を付ける
古い感じしかしない…
いざオープン!
こ、こいつは!!
実家が福岡のトーマス(1)が実家から送ってもらっていた
高菜漬け?!
古そうな感じではあるが、漬物なのでセーフ
次にヤバそうなのは生ものたち…
↑シオシオになったブルーベリー
あれ?あまり見つからないぞ?というか冷蔵庫の匂いもあまりないけど…
実は私が掃除を実行する少し前に、掃除清掃が実行されており、
やばめのやつはそこで処理されていたらしい。
本当にありがたい。
共同生活は助け合いだと、改めて感じる日であった。
コラム:恵迪寮のキッチン事情
今回紹介したように一つの部屋につき一つの捕食談話室というキッチン部屋のようなものが備え付けられている。
設備は実は豊富に揃っており、お皿はもちろんフライパン等の調理器具も一通り揃っている。
そして、多くの部屋では調味料もみんなで買っていることが多い。
醤油、酒、みりん、塩コショウなど基本的なところはもちろん
オリーブオイル、コチュジャン、テンメンジャンなどなどの変わり種まで
私の押せる点としては、中濃派とウスター派どちらにも対応していること。
様々な県の人が集まるので、それぞれが暮らしやすい工夫は必須だ。
文:執筆は釧路から情け